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矢木 雅敏; 瀬戸 春樹; Cho, Y. W.*; Hahm, T. S*; Xu, X.*; Dudson, B. D.*
no journal, ,
日本原子力研究開発機構が進めているプラズマエッジ数値実験の概要を述べ、その中で重要なテーマとして位置づけているL/H遷移に関するシミュレーション研究に関してこれまでの進捗状況を紹介する。このプロジェクトにおいては三次元非線形周辺MHD/乱流コードBOUT++を用いて第一原理L/H遷移シミュレーション手法を構築し統合輸送シミュレーションとの比較を通じてL/H遷移、Hモード時における乱流輸送モデルの高度化を目指す。IFERC-CSCの第3サイクル、第4サイクルにおいて得られた成果の一部を紹介する。
河村 拓馬
no journal, ,
システム計算科学センターで開発した遠隔可視化ソフトウェアの原理とパフォーマンスについて解説し、原子力分野のシミュレーションから得られた大規模データへの適用事例を紹介する。開発した遠隔可視化ソフトウェアはクライアント/サーバから構成される並列分散可視化システムである。サーバはハイブリッドなプログラミングモデルにより様々なプラットフォームの高並列環境下で最適化され、元データを粒子データに変換することでクライアントへのデータ転送サイズを大幅に圧縮し対話的処理を可能にしている。サーバ上のマッピング処理速度は単体処理の場合と比較して二桁高速化され、約一億格子のデータを数秒で処理可能である。適用事例として原子力分野における核融合プラズマ乱流シミュレーション、燃料溶融の多相流体シミュレーション、そして耐震シミュレーションの可視化結果を紹介し、有用性を示した。